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Q.ポリエステル織物とは?
A.合成繊維の1つで ポリエチレン テレフタレート(PET PolyEthyleneTerephtalate)と言う非常に劣化しにくい強い樹脂を 糸にしたものをポリエステル繊維と言い、それで織った織物をポリエステル織物と言います。
ポリエステルの化学式 (-COO-C6H6-COO-CH2-CH2-)n
ポリエステル樹脂自体の物性や化学式の詳細は 左下線部分をクリックで調べられます。
弊店の取り扱い織物は ほとんどポリエステル100%です。下記がその代表的なポリエステル製織物の例です。
![]() サテン・クレープ:MB8410 |
![]() シルデュー・デシン:MB2000 |
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![]() 50Dシフォン・ジョーゼット:MS7400 |
![]() 75Dシフォン・ジョーゼット:MS7100 |
最もリサイクルしやすい織物で、燃やしても有害なダイオキシンはほとんど出ません。またドライクリーニングの必要がないので環境に優しい織物です。
PETボトルなどは 分子鎖が長いので 熱で溶かしてポリエステル繊維に再生できますが、ポリエステル繊維は分子鎖が短いので 溶かしただけでは 良い繊維になりません(粉砕したり 溶かしたりする時に さらに分子鎖が短くなるため)。ですので 一度化学的に分解して 再度合成(重合)して繊維にします。
染料は分散染料を 用いますが、この染料は他の樹脂に色移りしやすく(移行昇華と言います) 他の樹脂とのコーティング(塗布)やラミネート(貼り合せ)で使用する場合は 注意が必要です。
ポリエステルでも カチオン染料で染めることができるようにした「カチオン可染」のポリエステルの糸もあります。
下記の場合のような時に使われます。
1)カチオン染料でしか出ない鮮やかな色に染めたい時。
2)分散染料とあわせて 2色以上に染め分けしたい時。
3)100℃以下(通常のカチオン可染糸ではなく 常圧カチオン可染糸が必要)の常圧で染めたい時。
(100℃以上出すためには 常圧では無理で高圧釜が必要です。または 複合織物でポリエステル以外の繊維が 100℃以上では劣化する場合、たとえば絹などは 常圧カチオン可染糸を用います)
また 東レ(株)と帝人(株)のポリエステル糸は「テトロン」と言う商標が付けらています。他社の糸にこの商標を用いることは 商標権の侵害にあたります。
傘などの生地にも使われますが、ナイロンと比べて粘性が低いので 折りたたみの傘などは 長期間たたんだままにしておきますと 折り目の線がついてしまいます。
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サテンクレープ :MB8410 反売\600:147cm巾 |
シルデューデシン :MB2000 反売\661:140cm巾 |
50Dシフォンジョーゼット:MS7400 反売\576:147cm巾 |
75Dシフォンジョーゼット:MS7104 反売\469:112cm巾 |
二重織ジョーゼット :MB6100 反売\680:140cm巾 |
いやー、大変申し訳ないんですが・・・・・・・ | |
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